ヤズマットの行動徹底分析
ヤズマットの七魔法とHP回復
なぜヤズマットのHPは回復するのか
戦闘中、パーティが全滅しそうになって、コロシアムの階段を下り、パーティを立て直している途中にヤズマットのHPが信じられない勢いで
回復してしまった・・・・。ヤズマットと戦っていて、こんな経験をした方も多いだろう。
これについてはアルティマニア オメガ「ヤズマットをレベル1、1人、1ラウンドで倒せ!(478ページ〜)」の中でちょこっと説明されて
いる。FF12内に登場する全てのモンスターに共通する「HP自然回復」の仕業だ。
モンスターHP自動回復の条件 |
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1 |
敵対者を感知していない |
2 |
何らかのアクションのターゲットにされてない |
3 |
自分と同じゾーン内に敵対者がいる |
4 |
1〜3の条件全てを10秒以上満たし続ける |
以上が、モンスターのHP自然回復に必要な4条件だ。
ヤズマット はこちらを感知していない時は自分に補助魔法を唱えるという性質を 持っているので、通常は2番目の条件を満たし続けること
はない。 しかし、ヤズマットが全ての補助魔法をかけ終えてしまうか、MPが 8未満になって補助魔法を唱えることができなくなると、2番目
の 条件を満たし続けることになってしまうため、自然回復が起こって しまうのだ。
この章では、ヤズマットの七魔法詠唱とHP回復の原理についてを解説する。
ターゲットされない限り規則的に七魔法は唱えられる
ヤズマットの七魔法は、特定の条件を除き、敵にターゲットされない限り、規則的に詠唱される。
アルティマニアの計算式によれば、このヤズマットの七魔法は 「有効ステータス時間延長」オプションがないと仮定すると、 以下の時間で流
れて行く。
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ただし、この七魔法詠唱を熟知するには、いくつかの注意点もある。
- ヤズマットが補助魔法をかける時は、ガンビットにしたがってかけるが、 効果が切れるのはガンビットの順番ではない。
- 魔法効果が切れているものの中から ガンビットの順に従って魔法を選択し、詠唱する。
つまり、味方が一度でもヤズマットをターゲットすると、ヤズマットは魔法詠唱をやめ、攻撃を始める。
この間、ヤズマットにかかっていた補助魔法は有効時間を超過したものから次々と効果を失っていく。
再びヤズマットがターゲットを失うと、ガンビットの順に、最も早い時期に詠唱しなければならない補助魔法から唱え始める。
例えば、プロテス、リジェネ、ヘイストがかかっている状態ならシェルから、プロテス、シェル、リジェネ、ブレイブがかかっている状態なら
ヘイストから、という順番だ。
七魔法を全て唱えさせるな!
「プロテス」から「リフレク」まで、途中で中断することなく、全て唱え終わるとHPが回復する。
ヤズマットの七魔法を1サイクルとする。
このサイクルをプロテスからヤズマットのガンビットに従い順番通り、最後のリフレクまで唱えさせてしまうと、リフレクの後、わずかな待機
時間があり、その後、ヤズマットのHPは信じられない勢いで回復してしまう。これを防ぐためには、この1サイクルを成功させないこと。
つまりは魔法詠唱をどこかで阻止しなければならないのだ。
「阻止をする=ヤズマットをターゲットする」ということを覚えておいて頂きたい。
ヤズマットを攻撃しなくとも、ターゲットするだけでヤズマットは敵を感知し、敵がターゲット範囲内にいればひっかきやホワイトブレス(必
殺・サイクロンも含む)、敵が攻撃できないところにいれば必殺やサイクロンを構える。それだけで魔法は中断され、1サイクル唱えさせるこ
とを不可能にすることができる。
ヤズマットのMPを「0」にするな!
ヤズマットのMPは減ることはあっても増える事はない。
ヤズマットの最大MP量は999である。
ヤズマットのオプションに加ダメ・被ダメチャージはないので、魔法を唱えさせてしまうと、やがてヤズマットのMPは0になってしまう。
MPが8未満になった時、七魔法を唱え終わろうと、いなかろうと、ヤズマットのHPはいっきに回復してしまう。
これを防止するために、減ったヤズマットのMPを回復させる。つまり、ヤズマットにエーテルやハイエーテルを与える。
そうすることにより、ダーラ・リフレク反射壁貫通の退避所アタックが可能になる。