おすすめジョブ組み合わせ
白魔道士

戦闘中、白魔道士は回復役として傷ついたメンバーをフォローしますが、自らの最大HP量は12ジョブ中、一番低く、ちからの値も伸びません。これまで、白魔道士単独での採用では、前衛で戦うメンバーには入れられませんでしたが、ジョブを組み合わせることにより前衛に立つことも可能となりました。ここでは前衛で戦える白魔道士のジョブ組み合わせを検証してみました。

白魔道士の特徴

  • 魔力が黒魔道士に次いで+15まで強化でき、さらにフェイスで魔法攻撃がアップできるが、自らの攻撃魔法がホーリーしかない。
  • ブレイブで物理攻撃のダメージ量をアップできるが、自らのちから値が低いので物理攻撃には適さない。
  • HP+のオプションが少ない上に非力なため、対策を練らないと戦闘不能続出で足手まといになる。

第2ジョブ選択の考え方

白魔道士に物理攻撃をさせない場合、敵への攻撃手段としては魔法攻撃しか残っていません。その場合、第2ジョブの選択として、攻撃魔法豊富な黒魔道士や、赤魔戦士が候補に上がってきます。もう一つの考え方として、回復・補助役に徹する方法もあり、その場合には時空魔戦士が候補となります。 しかし、魔法攻撃だけしかできないキャラクターに育ててしまうと、敵が完全マバリアのオプションを得たときに、物理攻撃をせざるを得ないので、メンバー交代を強いられてしまいます。 また、魔法攻撃のジョブは最大HP量が低いため、HP量が反映する技「銭投げ」のメンバーには適さないという欠点があります。

フィールドの異常空間で戦い方を変えざるを得なくなるアルテマ戦。勝利するには多様な攻撃方法を持っていることがキーポイントとなる。

第2ジョブを「物理攻撃メイン」にするか、魔法使い役に徹するかはキャラクターの能力次第とも言えます。そこで、各キャラの能力から白魔道士配属が適するか、適さないかを評価してみました。

キャラクター別評価

キャラクター名 能力の評価 白魔道士への適用
ヴァン 魔力やちからが伸びるため、白魔道士に配属させたら、ちからも伸び、黒魔法も使えるウーランを選択する。 適する
バルフレア ちから、スピードともに伸ばせるバルフレアは、補佐役より前衛に向くため、物理攻撃役が適任。どうしても回復役にしたければ、第2ジョブにウーランやモンクを選択する。 適さない
フラン フランは能力値の伸びが小さいとはいえ、バランスの良いキャラクターなので、最も白魔道士に適すると言える。主要な場面で回復役・補佐役としての控えメンバーで重宝できるメンバーだ。 適する
バッシュ バッシュは意外にも魔力も伸ばせるので白魔道士配属もありだが、ちから、HP量がメンバー1高いので、回復役にしてしまうのは勿体無い。バルフレアと並んで、前衛役が適するため、白魔道士配属はおすすめできない。 適さない
アーシェ メンバー1魔力の高いアーシェは、白魔道士よりは黒魔道士の方が適する。スピードやちからも伸びるため、白魔法を取得できるナイトやモンクをジョブにつけた方が、アーシェを活かすことができる。 どちらでもない
パンネロ 最大HP量、ちから値がメンバー1低いパンネロを白魔道士に配属させてしまうと、さらに非力になってしまう。リバースが使えるようになるまで、戦闘不能の連続となり、足手纏いのほかなんでもない存在になる。実はパンネロはあまり白魔道士にはおすすめできない。 適さない

白魔道士の魔力の高さを活かすには、攻撃魔法をいくつか持っていることが重要となります。さらに物理攻撃、ちからも上がるジョブであれば、鬼に金棒、パーティにとって頼れる存在になります。白魔道士を頼れる存在にするために、ここでは組み合わせたジョブ毎のおすすめ召喚&ミストナックライセンスをあげました。

第2ジョブ 習得したい召喚・ミストナックライセンス
ウーラン カオス(エアロガ、バイオ、ブライガ、サイレガ)
ミストナックLP100(ファイラ、サンダラ、ブリザラ、ポイゾン)
機工士 ファムフリート(ヘイスガ、スロウガ、バニシガ、リフレガ、デジョン、グラビガ)
赤魔戦士 キュクレイン(ファイガ、サンダガ、ブリザガ、スリプガ)
ナイト 特になし
モンク 特になし
時空魔戦士 ゼロムス(魔攻破壊、魔防破壊)
ブレイカー 特になし
弓使い シュミハザ(ドラゴンヘルム、魔力のシシャーク、グランドヘルム、マクシミリアン、グランドアーマー)
黒魔道士 シュミハザ(鋼鉄のダイサー、リフレクトメイル)
もののふ ゾディアーク(巨人の兜、ドラゴンヘルム、魔力のシシャーク、キャラビニエール、ドラゴンメイル、マクシミリアン)
シカリ ミストナックLP125(柳生の漆黒、おろちN)

実証ヴァンを白魔道士+ウーランに配属

最後に、実際にヴァンを白魔道士に配属させ、第2ジョブにウーランを選択し、物理攻撃&魔法攻撃とも与ダメージ量を検証してみました。

白魔道士&ウーランの全ライセンスを取得し、レベル99まで上げた結果、裸の状態で、すでにちから値は91までアップしました。

装備の組み合わせで、ちから、魔力とも最大値99まであげることができますが、せっかくのちから値99になっても、武器の攻撃値が低いのが欠点です。

魔法攻撃による与ダメージ量検証

それではまず魔法攻撃をしてみましょう。
もともと魔力の高いヴァンですので、魔法攻撃はお得意です。しかし、前述の通り、白魔道士は攻撃魔法の種類が少ないので、今回、カオスとミストナックLP100ライセンスを取得し、エアロガなどの黒魔法を使えるようにしておきました。より大きなダメージを与えるために、自分をフェイス状態にして、エアロガを使って弱点属性を修正倍率に加算します。その他のオプションとしてHP満タン攻撃力UPも持っていますので、そちらも修正倍率に加算すると、最小でも20381のダメージを当てられるはずです。
※計算式へのアダマンタイタスの魔法防御値は最小値の36を使っています。

実際の与ダメージ量は21409でした。あくまでもHP満タン状態でしか出せない数値ですが、HPを削られても1万台のダメージが出せます。

最強武器与ダメージ量検証

最後に最強武器ザイテングラートで与ダメージ量を検証してみましょう。白魔道士のジョブだけでは、ちから値が上げられないため、弓での大ダメージは期待できません。しかし、ウーランを第2ジョブにすると、白魔道士でありながらもちから値を最大限に、さらにスピード値も上げられるため、ダメージ量に期待できるようになります。魔法攻撃と同様、敵の弱点属性の土属性武器などで修正倍率を上げ、攻撃をしてみましょう。

79097。最大値に近づくダメージ量です。クリティカルが出れば、10万を超えてきますね。

検証を終えて

白魔道士の最も良い点は、何と言ってもアレイズで戦闘不能の味方を全回復した状態で復活できるところです。常にメインメンバーとして強敵に挑むヴァンは、攻撃に、回復にと戦闘の要となります。しかし、願わくば、もう1人アレイズを使えるメンバーを置きたいことです。そのパートナーとしてアーシェを選んでますが、アーシェは黒魔道士&モンクとして、ヴァンと同じく魔法攻撃も物理攻撃も可能なメンバーであり、さらにファムフリート&ゾディアークライセンス取得でアレイズとフルケアを使える万能な味方として欠かせない存在となります。

防御破壊のオプションを取得しているヴァンは、ヤズマット戦では相手の防御値がゼロになるまで防御破壊をし続けました。メインメンバーで起用するときは、技の習得も重要になります。