おすすめジョブ組み合わせ
シカリ
シカリの主要武器はダガーですが、忍刀(全種類)やフォーマルハウトなどの銃も使用できるようになります。また、銭投げなどのわざも取得でき、多様な戦いができるようになるジョブと言えますが、忍刀、銭投げはミストナックライセンス、銃ライセンスはシュミハザを取得しなければならないなど、他のメンバーとの兼ね合い、また、ライセンスボードの調整が必要になってきます。実は上級者向けのジョブと言えるのです。
シカリの特徴
- 万能薬の知識を全て取得できる
- 銃や銭投げを取得できるので初期レベルクリア向き
- 攻撃魔法が一つも使用できない
第2ジョブ選択の考え方
シカリの主要武器であるダガーは、最強でも攻撃力が104にしかならず、オプションの力強化も×6までしかアップできないため、力勝負で勝ちたいときは、いささか物足りないジョブと言えます。一方、ミストナックライセンス取得で忍刀が装備できるようになるので連撃での戦いが可能になります。その場合、忍刀の連撃率を上げるためには源氏の小手が必要になりますが、シカリ単体では源氏装備のライセンスを取得できません。連撃を楽しみたいときは、第2ジョブに源氏装備可能なジョブを持ってくるとよいでしょう。また、シュミハザを取得するとフォーマルハウトを装備できるようになるので、初期レベルで戦うときの候補に入ってきます。その場合、攻撃にちからの値は無関係になってくるので、できる限りHP量がアップできるジョブを第2ジョブに選択するとよいでしょう。
シカリはオプションであるちから強化も魔法強化も極めて中途半端な伸び率のジョブと言えます。つまりちからも魔力も中途半端なので、魔力を強化したければ魔法系のジョブ、ちからを強化したければガテン系のジョブ、という風にはっきりと分かれてしまいます。そういったことを踏まえ、キャラごとにシカリを配属させた場合の評価を考えていきます。
キャラクター別評価
キャラクター名 | 能力の評価 | シカリへの適用 |
---|---|---|
ヴァン | ヴァンのシカリ配属は、初期レベルクリアをするときなどは適任と言えるでしょう。しかし、通常にレベルを上げて戦いたいときは、魔法攻撃役を諦めるか、ちから勝負を妥協するかになるでしょう。魔法攻撃役にする場合は黒魔道士、ちから勝負をする場合は棒装備が出来るモンクなどを持ってくると、ヴァンのスピードの高さを活かすことができるでしょう。 | どちらでもない |
バルフレア | もともと魔力の低いバルフレアをシカリに配属させる場合は、思い切ってウーランやモンクなど、ちから強化を最大限に出来るジョブを持ってくるとよいでしょう。魔法攻撃は他のキャラに任せましょう。 | 適する |
フラン | フランは平均的な能力を持つキャラクターなので、シカリにする場合はどちらかと言えば補佐役に回った方が良いかもしれません。万能薬の知識3まで取得できるので、さらに白魔道士などに配属させて、仲間の回復役に徹しましょう。 | どちらでもない |
バッシュ | 初期レベルクリア向きのバッシュなので、もっともシカリが似合うキャラクターかもしれません。弱くてニューゲームなどでバッシュをシカリする場合は、もともと多いHP量をさらにアップするためにモンクやナイトを選択して、銭投げプレイで大いに活躍させましょう。 | 適する |
アーシェ | アーシェは女性陣の中で最もちからの値が伸びるキャラです。シカリに配属させたら、もののふを第2ジョブに選択するともともとの魔力も大きく伸ばせるので、マサムネなどで大ダメージ&連撃を楽しむことができるでしょう。ただし、その場合は魔法攻撃を諦めるか、魔片を集めて攻撃させるかになりますが・・・・ | どちらでもない |
パンネロ | パンネロをシカリにすると、レベルが上がるまで出番はないかもしれません。初期レベルクリアの時も同様で、HP量も伸ばすことができないので、フォーマルハウトが入手できるまでは全く役に立たない位置に立ってしまいそうです。やはりパンネロには魔法使い役が似合います。 | 適さない |
ちからも魔力もそこそこにしか伸ばせないシカリですが、万能薬の知識3まで取得できるため、仲間の回復役にも適します。一方で攻撃役にはイマイチな位置です。そのことを踏まえ、配属別ジョブのオススメ召喚・ミストナックライセンスを考えていきます。
第2ジョブ | 習得したい召喚・ミストナックライセンス |
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白魔道士 | アドラメレク(暗黒、力強化) カオス(ディフェンダー、セーブザクィーン、HP+310) エクスデス(力強化) ゾディアーク(クレイモア) ミストナックLP100(力強化) |
ウーラン | アドラメレク(力強化) キュクレイン(攻撃破壊) アルテマ(防御破壊) |
機工士 | 特になし |
赤魔戦士 | ファムフリート(力強化) アルテマ(クレイモア、ディフェンダー、セーブザクィーン) |
ナイト | キュクレイン(力強化) |
モンク | ファムフリート(アレイズ、デスペガ) |
時空魔戦士 |
ファムフリート(力強化) ゼロムス(魔攻破壊、魔防破壊) エクスデス(力強化) |
ブレイカー | アドラメレク(力強化) |
弓使い | 特になし ※シュミハザを取得するとフォーマルハウトが装備できなくなる。特に初期レベルクリアの時は要注意 |
黒魔道士 | アルテマ(遠隔攻撃) |
もののふ | ゾディアーク(ドラゴンヘルム、魔力のシシャーク、グランドヘルム、ドラゴンメイル、マクシミリアン、グランドアーマー) ミストナックLP75(HP+350、力強化) ミストナックLP 100(HP+390、力強化) |
実証柳生の漆黒与ダメージ量+連撃数
無印では柳生の漆黒&源氏の小手は定番&最強装備でした。インター版&TZAでもこの装備が最強&定番なのでしょうか?
柳生の漆黒は闇属性の武器です。闇属性ということは、聖弱点闇吸収のアンデッドの敵にはご法度な武器。ヘネ奥や、灯台地下にいる雑魚には全くもって使えない武器です。しかしこの武器を嫌がる敵もいます。FF12で最もHP量の多いリスキーモブ「ヤズマット」です。とは言え「ヤズマット=柳生の漆黒+源氏の小手+瀕死+バーサク」は無印の時から頻繁に使用されてきた戦略です。というのも、ダメージ計算式の修正倍率として弱点属性+属性強化+瀕死攻撃力アップ+狂戦士が加算できるので、無印でいうダメージ限界値9999を、多い時で12連撃出すことも可能でした。HP量の多いヤズマットをなる早で討伐できる手段として欠かせない武器だったのです。しかしインター版、TZA版でジョブライセンス方式となり、なんと柳生の漆黒を装備できるシカリには源氏の小手を装備できるライセンスがない!しかも闇属性を強化できる防具も装備できず、結果的に闇強化できる黒のローブと、源氏の小手を装備できるもののふとの組み合わせが最適となるのです。その最適とも言えるジョブの組み合わせで、ヤズマットに対しどれほどのダメージと連撃を当てられるのか検証してみました。
定番装備で戦ってみる
それではまず定番の組み合わせとなる柳生の漆黒&源氏の小手を装備して戦ってみましょう。もののふの頁でも紹介しましたが、柳生の漆黒の連撃率は源氏の小手を装備しないで15.4%。マサムネIの24.5%に比較すれば随分と低い率です。これに源氏の小手を装備すれば連撃値は40%近くまで上がります。では実際に最高で何ヒットの連撃が出せるでしょうか?
当初、瀕死で戦っていましたが、戦闘不能が多すぎるので、HP満タン攻撃力UPでの検証に切り替えました。HP満タン状態では5HITが最高でした。だいたい3〜4HITが平均というところです。与ダメージ量は3万を越してきますので、5HITが出れば1回に15万の与ダメージとなります。
スピードを上げてみる
柳生の漆黒の基本倍率を出すには、装備するキャラクターのスピードの値が必要となります。源氏の小手だとスピードUPの追加効果がないので、ゲルミナスブーツを装備してみます。連撃率は低下してしまいますが、基本倍率が55から75に大幅にアップしました。
今回は源氏の小手が装備できない代わりに、瀕死状態で連撃率をアップさせました。源氏の小手を装備しなくとも瀕死状態であれば7HIT出すことも可能です。あらかじめ防御破壊でヤズマットの防御値を0まで下げているので、被ダメージカット後も6万以上のダメージを当てることができます。さらに7HITが出れば、1回42万の与ダメージ量。仲間の一人を囮にするガンビットをしっかり組んで、スピードUPと瀕死状態で戦うことをお勧めします。