おすすめジョブ組み合わせ
ウーラン

ちからがモンクに次いで+14(うち+1はアドラメレクライセンス必要)まで強化できますが、HP+の伸び率は悪いのが欠点。HP+が一番多いモンクと組み合わせれば、ちからも強く、盾にもなるジョブに育てることが可能です。また、ウーランはカオスやミストナックLP100ライセンスを取得すると一部の黒魔法を使えるようになります。その場合は魔装備のライセンスが取得できるジョブを第2ジョブに選択すると、物理攻撃も魔法攻撃も可能となり、オールマイティなジョブに育成できます。

第2ジョブ選択の考え方

ウーランは物理攻撃メインにするか、魔法攻撃もできるオールマイティなジョブに育てるかで第2ジョブの選択が全く違ってきます。まず、物理攻撃メインにする場合は、その伸び率の悪いHP量を補えるジョブを選択すると良いでしょう。魔法攻撃を活かす場合には、魔装備のできるもののふなどを選択すると、さらなる物理攻撃の攻撃幅が広がります。

ウーランの特徴

  • ちからがモンクに次いで+14まで強化できる。
  • HP+のオプションの伸び率が悪い
  • 召喚ライセンス、ミストナックライセンス取得で黒魔法の一部が使用できる。
  • 召喚ライセンス取得でわざ「攻撃破壊」「防御破壊」が取得できる

各ジョブのHP+ライセンス伸び方の比較

第2ジョブを「物理攻撃メイン」にするか、魔法使い役に徹するかはキャラクターの能力次第とも言えます。そこで、各キャラの能力からウーラン配属が適するか、適さないかを評価してみました。

キャラクター別評価

キャラクター名 能力の評価 白魔道士への適用
ヴァン ヴァンは魔力も高いため、ウーランを第1ジョブにしたら第2ジョブに黒魔道士や赤魔戦士、白魔道士を持ってくるとオールマイティな活躍をすることができる。 適する
バルフレア バルフレアはスピードも速いので、武器のダメージ量にスピードが影響する弓使いなどを選択すると、物語後半での強敵に大ダメージを当てられるワントップにすることができる。 適する
フラン フランの能力は中途半端なので、一層の事モンク+ウーランで盾役として活用しても良い。 どちらでもない
バッシュ バッシュはバルフレアとともに前線に立たせたいキャラなので、どちらかといえばバルフレアとは違った戦闘ができるジョブでも良い。バルフレアをモンクにしたら、バッシュはナイトなど、そんな組み合わせにすると戦闘に幅が出てくる。 適する
アーシェ アーシェは魔力が強いため、物理攻撃メインのジョブを第1ジョブにするよりは、攻撃魔法系ジョブを第1ジョブに持って来た方がアーシェの長所を活かすことができる。とはいえウーラン+魔法系ジョブにするとどうしてもHP量が低くなってしまうため、強敵と戦う場合はバブル効果が必要となってくるだろう。 どちらでもない
パンネロ 最大HP量、ちから値がメンバー1低いパンネロをウーランにしても、与ダメージ量はメンバー1低く、HP量も伸ばせないため、白魔道士の時と同様に足手まといになる可能性がとても高い。アーシェと同様に、ウーラン+魔法系のジョブにして強敵と戦う場合は、バブルorリバース効果が必須になってくるだろう。 適さない

ウーランの攻撃力を活かすには、補佐役、回復役のジョブを投入して前線に立たせることが重要になります。前述のように単独での戦いはHP量の伸びがイマイチなので、長期戦での持続力に不安材料が生じてしまいます。ウーランを頼れる存在にするために、ここでは組み合わせたジョブ毎のおすすめ召喚&ミストナックライセンスをあげました。

第2ジョブ 習得したい召喚・ミストナックライセンス
白魔道士 特になし
機工士 ファムフリート(ヘイスガ、スロウガ、バニシガ、リフレガ、デジョン、グラビガ)
赤魔戦士 キュクレイン(ファイガ、サンダガ、ブリザガ、スリプガ)
ナイト マティウス(ケアルダ、エスナ、リプート、リジェネ)
ハシュマリム(ケアルガ、ブレイブ、フェイス、コンフュ)
モンク ファムフリート(アレイズ、デスペガ)
ミストナックLP75(ケアルガ、ブレイブ)
時空魔戦士 アドラメレク(ケアルラ、レイズ)
ゼロムス(魔攻破壊、魔防破壊)
ブレイカー 特になし
弓使い ミストナックLP50(ケアルラ、レイズ)
黒魔道士 特になし
もののふ 特になし
シカリ マティウス(銭投げ)
ミストナックLP125(柳生の漆黒、おろちN)

実証ウーラン+最強の矛で与ダメージ量検証

インターナショナル版でのザイテングラートやトランゴタワーの追加で最強の矛は「最強」ではなくなってしまいました。しかしドンアクの追加効果があるこの武器は、ヘネ奥などの難関に巣食う雑魚敵退治に効果を発揮します。 ここでは、最強の矛の与ダメージ量について検証します。

ウーランが使用する武器「槍」のダメージ計算式にはレベルとちからの値が必要です。また、HP満タン攻撃力UPや、瀕死攻撃力UPを通常のオプションで取得できるため、それに準ずる効果が追加されるアクセサリの装備も必要ありません。今回、検証を行ったのはクリスタル・グランデのギルヴェガノス。そこにたどり着くためには、多数の異常ステータスを与えてくるライフフォビトンの大量出現を乗り越えなくてはならないので、リボンを装備しての検証となりました。

有効ステータスなしで与ダメージ量検証

それではまず最強の矛で通常攻撃をしてみましょう。
ギルヴェガノスはエアスクリューや大暴れを使って相手に大ダメージを当ててきます。HP満タン攻撃力UPで与ダメージ量を上げたくても、いきなり大技を使われると最初のチャージタイムが溜まる前にHPを削られてしまいます。ですので計算式にHP満タン攻撃力UPの修正倍率を入れるのはなかなか難しいです。それでも最強の矛を使用すると8000を超す数値が出ます。
※計算式へのギルヴェガノスの防御値は最小値の32を使っています。

実際の与ダメージ量は8513でした。アルティマニアによれば、大暴れの使用確率は(中)なのですが、割と頻繁に使われていたような気がします・・・。

ブレイブ追加で与ダメージ量検証

次に、修正倍率1.3を加算できるブレイブの有効ステータスを追加して挑んでみましょう。白魔道士でもあるヴァンは、自分自身→ブレイブのガンビット優先で常に自分をブレイブ状態にすることができます。このガンビットも中衛や後衛のポジションにつくのなら良いのですが、前衛に立つときは仕事が増えるのであまりオススメできないガンビットです。前衛のときは、誰か別の人にブレイブをかけてもらった方が良いでしょう。

実際の与ダメージ量は11045。ブレイブ状態なら与ダメージ量1万を超えてきます。

ブレイブ+狂戦士で与ダメージ量検証

ブレイブ状態に、さらに狂戦士を追加すると修正倍率に×1.5が加わります。ただし狂戦士は、自分自身をコントロールできなくなるので、特にFF12初心者にはパーティ1人状態での使用はオススメできません。通常に戦うときは他のメンバーをパーティに加えて狂戦士の味方をフォローしてあげましょう。

18745の与ダメージ量は、有効ステータスなしから比較しても、2倍以上のダメージ量です。ここでは、敵へのターゲットラインが出されたことを確認した上で、自分自身→ブレイブ+自分自身→バッカスの酒で戦っています。

ブレイブ+狂戦士+瀕死で与ダメージ量検証

最後に、ブレイブ+狂戦士に瀕死状態を追加します。ウーランは瀕死攻撃力UPのオプションを持つので、さらに×2.0を修正倍率に加算することができます。ただし最大HP量6922のヴァンを瀕死状態にすると多くても600台まで残りHP量を減らさなければなりません。ギリヴェガノスからの大技は一撃で1000以上の被ダメージ量があるので、即死必須のHP量となってしまいます。それを回避するためにおとりの味方をパーティに追加しました。

ここではアーシェを囮にして挑みました。敵の注意を他のメンバーに向けて戦えば、おとりの味方が健在な限り、瀕死状態でも安心して戦えます。最初に検証した与ダメージ量のおよそ4倍のダメージ量となりました。

検証を終えて

最強の矛装備で3万以上の与ダメージ量が出せることが検証できました。しかし、そのためには「瀕死状態」というリスクを背負わなければなりません。そのリスクを少しでも減らすために、パーティ編成が非常に重要となってきます。ここではアーシェを囮にしましたが、囮が戦闘不能になってしまうと、敵のターゲットが瀕死状態の味方に移ってしまいます。それを避けるためにも、パーティを3人にして囮を補助するジョブが必要となってくるのです。特に長期戦の場合は、バランスのとれたパーティ編成が必要となります。

バランスのとれた、というのは、攻撃役と盾役、回復役全てが入ったパーティ編成で、初心者向けとも言える組み合わせとなります。前衛に攻撃を任せ、前衛の盾となる中衛、その中衛を補佐する後衛でパーティを組むのが理想的な編成と言えるでしょう。