ニホパラオアを利用してザルガバースを眠らせるには、万能薬の知識１以上のライセンスが必要です。（眠らせ続けるだけなら、「睡眠の敵→王子の口付け」で済むので、知識は不要）万能薬の知識１以上のライセンスを持つジョブの中で、初期LV全自動ジャッジマスターズ攻略において最も有用なのは機工士でしょう。銃を装備できるのでたたかうによる回復を任せられますし、弾丸の追加効果による状態異常付加も見逃せません。万能薬の知識３を持つのでニホパラ万能薬でウィルスを付与することも可能です。
ギース瞬殺の基礎理論で見たようにシカリと攻撃役の機工士は絶対に必要なので、ニホパラパターンでは、シカリ・攻撃役機工士（以下機工士Ａと略記）・囮役機工士（以下機工士Ｂと略記）のパーティーで攻略を行うことになります。
ニホパラパターンでは渋滞発生役が回復役を兼ねることができるため攻撃役が攻撃に専念できます。このためスリプガパターンよりもギース瞬殺の実行がやりやすくなっています。

ギース瞬殺の理想的な手順を復習すると以下のようになります。個々の項目の詳細な内容は、前ページのギース瞬殺の基礎理論を参照してください。
ここでは、以下の手順を全自動で確実に実行するためのガンビット設定を考察していきます。

まずは、高速モードでギース瞬殺を安定して実行するためのガンビット設定を考察します。

ギース瞬殺だけを考えるならば基礎理論で触れた下準備のみで十分ですが、ギース撃破以降の戦闘を安定させるためには、いくつかの補助をガンビットに組み込む必要があります。これらの補助が発動してしまうとギース瞬殺パターンは失敗してしまうため、あらかじめこれらの補助をかけておく必要があります。
具体的には、全員にバブル・プロテス・ヘイストをかけ、囮役の機工士Ｂにデコイをかけ、攻撃役のHPを満タンにしておきます。次の１の手順を満たすために、リバースはかけてはいけません。

全員に「自分自身→リバースの魔片」を組み込んで、開幕に全員がリバースの魔片を使います。

２・３の手順はほぼ同時に行うことになるので、２と３を実行するガンビットは２人に分散して設定します。
２の手順はリーダー以外がこなす必要がありますが、筆者は機工士Ａをリーダーに設定したのでシカリに「最もHPMAXの低い敵→メテオライトＢ」を実行させることにします。又、ギースを集中攻撃するために、シカリ・機工士Ａに「ウィルスの敵→たたかう」を設定します。
攻撃能力の低い囮役に回復役を担当させる方が攻撃効率がよいので、機工士Ｂに「HP＜40%の自分→たたかう」を設定して３の手順を実行させます。

確実にギースをウィルスにした後に渋滞を発生させるため、機工士Ｂに「HP＜100000の敵→コラプスの魔片」を設定します。こうすることで、機工士Ｂは４の前に３の手順を確実に実行することも可能になります。

ニホパラパターン＠高速モードでは、特別な設定をしなくても渋滞中にギースを倒しきることが可能なため、ここで設定することはありません。どうしても不安な場合は、シカリに「HP＜50000の敵→たたかう」をつけてもいいでしょう。

通常速モードでは、高速モードの設定を基礎にした上で、さらに火力を上げ・渋滞を増幅する必要があります。（前ページのギース瞬殺の基礎理論を参照）以下では、通常速モードでギース瞬殺を安定して実行するためのガンビット設定を、高速モードとの違いを中心にみていきます。

高速モードの設定に加えて、シカリを瀕死にする必要があります。具体的には、全員にバブル・プロテス・ヘイストをかけ、囮役の機工士Ｂにデコイをかけ、シカリを瀕死に、機工士のHPを満タンにしておきます。次の１の手順を満たすために、リバースはかけてはいけません。

この手順は高速モードと同じです。全員に「自分自身→リバースの魔片」を設定します。

この手順も高速モードと同じです。シカリに「最もHPMAXの低い敵→メテオライトＢ」を設定し、ギースを集中攻撃するために、シカリ・機工士Ａに「ウィルスの敵→たたかう」を設定します。シカリの瀕死を維持するために、シカリは「ウィルスの敵→たたかう」の上に回復のための自分攻撃指定をつけてはいけません。

渋滞を増幅させるために、機工士Ｂに回復のための味方攻撃指定より優先して「ウィルスの敵→バイオの魔片」を設定します。この設定により機工士Ｂは渋滞発生に専念することになるため、シカリの瀕死を維持することができます。機工士Ｂに代わってベルガに回復を担当させるため、機工士Ａに「最もHPMAXの高い敵→バッカスの酒」を設定します。ベルガの攻撃で確実にHP1501以上を確保するために、機工士Ｂは瀕死防御upを習得してはいけません。（習得してしまった場合は、機工士Ｂにプロテスをかけない・ベルガにHP満タン攻撃力upを得させるなどの対策が必要になります。）
機工士Ｂに「HP＜100000の敵→コラプスの魔片」を設定する点は、高速モードと同じです。

通常速モードでは高速モードよりも攻撃の手数が減るため、シカリに「HP＜50000の敵→たたかう」を設定して保険をかけます。これにより、ドレイスに初手でプロテガを使われても確実にギースを倒しきることが可能になります。

• ※下準備・ガンビット設定は高速モードのパターンを載せています。
• ※高速時にOFFになっているガンビット設定は、通常速ではＯＮにします。
• ※表中の空欄部分については、後々触れていきます。