スリプガパターンでのギース瞬殺

1.ジョブ選択

スリプガパターンでは、当然スリプガを使えるキャラが必要になります。スリプガを使えるジョブは赤魔道士と黒魔道士の2つですが、この2ジョブではHPの多さ・行動短縮の数・キュクレインをシカリに回せる、などの点で黒魔道士の方が優れています。特にHPのわずかな差は、HP満タンからエクスポーションを2発受けても瀕死にならないという大きな差となって現れます。キュクレインによりシカリがプロテガを使えるようになる点も安定性を向上させるために非常に重要です。
ニホパラパターン同様ギース瞬殺にはシカリ・機工士が絶対に必要なので、スリプガパターンでは、シカリ・機工士・黒魔道士のパーティーで攻略を行うことになります。スリプガパターンは同一職業を必要としないため、ニホパラパターンよりも職業編成の自由がやや高い点が利点となります。

2.具体的なガンビット設定

ギース瞬殺の理想的な手順を復習すると以下のようになります。個々の項目の詳細な内容は、前々ページのギース瞬殺の基礎理論を参照してください。 基本的な手順はニホパラパターンと共通ですがジョブが異なるために、手順を実現するためのガンビット設定が若干異なってきます。以下では、ニホパラパターンとの違いに注目しながら、スリプガパターンにおけるガンビット設定を考察していきます。

まずは、高速モードでギース瞬殺を実行するためのガンビット設定について、ニホパラパターン@高速モードとの違いを中心にみていきます。

0:下準備

1:開幕リバースの魔片

ここでは、特に修正する点はありません。ニホパラパターンと同様に、全員にバブル・プロテス・ヘイストをかけ、囮役の黒魔道士にデコイをかけ、攻撃役のHPを満タンにしておきます。次の1の手順を満たすためにリバースはかけてはいけません。
全員に「自分自身→リバースの魔片」を組み込んで、開幕に全員がリバースの魔片を使います。

2:ギースをウィルスに

3:囮役を回復

スリプガパターンでは、囮役が銃を装備できないので回復役を兼任できません。そこで、シカリに「HP<80%の味方→たたかう」を設定して囮役のHPを回復させます。囮役の手が空くことになるので、黒魔道士に「最もHPMAXの低い敵→メテオライトB」を設定してギースをウィルスにします。又、ギースを集中攻撃するために、シカリ・機工士に「ウィルスの敵→たたかう」を設定します。

4:渋滞発生

黒魔道士がウィルス付与を担当するので、「ウィルスの敵→コラプスの魔片」と設定すればギースをウィルスにした後に渋滞を発生させることが出来ます。

5:ギースを倒すまで攻撃優先

スリプガパターン@高速モードでは、シカリが囮役の回復をこなす必要があるためニホパラパターン@高速モードに比べて攻撃の手数が減ってしまいます。これをカバーするために、機工士に「HP<50000の敵→たたかう」を設定します。この設定の分、機工士が戦闘不能になる確率が上がってしまうので、シカリをリーダーに設定してリーダーの安全を図ります。

通常速モードでは、高速モードの設定を基礎にした上で、さらに火力を上げ・渋滞を増幅する必要があります。(前々ページのギース瞬殺の基礎理論を参照)
以下では、通常速モードでギース瞬殺を安定して実行するためのガンビット設定を、ニホパラパターン@通常速モードとの違いを中心にみていきます。

0´:下準備(+瀕死利用で火力up)

この手順はニホパラパターン@通常速モードと同じです。具体的には、全員にバブル・プロテス・ヘイストをかけ、囮役の機工士Bにデコイをかけ、シカリを瀕死に、機工士のHPを満タンにしておきます。次の1の手順を満たすために、リバースはかけてはいけません。

1:開幕リバースの魔片

この手順もニホパラパターン@通常速モードと同じです。全員に「自分自身→リバースの魔片」を設定します。

2:ギースをウィルスに(+瀕死維持、ウィルス付与手順の変更)

ニホパラパターンではシカリの瀕死を維持するために、シカリに「ウィルスの敵→たたかう」より上に回復のための自分攻撃指定をつけませんでした。しかし、スリプガパターンでは囮役が回復役をこなせないためシカリがメインの回復役をこなす必要があり、そのためにはシカリに「ウィルスの敵→たたかう」より上に回復のための味方攻撃指定「HP<80%の味方→たたかう」をつけなければなりません。(スリプガパターン@高速モード参照)この指定はシカリの瀕死維持を必要とする手順0´と矛盾してしまいます。
この矛盾を解決するために、スリプガパターン@通常速モードではギースを暗闇にすることでギースをターゲッティングします。こうすれば、「暗闇の敵→たたかう」を回復のための味方攻撃指定の上につけることでシカリの瀕死を維持することが可能になります。
具体的には、まず黒魔道士が「最もレベルが低い敵→ブライン」でギースを暗闇にします。(黒魔道士はエリクサーで攻撃されますが、MP1にされる前にブラインを撃つことができるので問題ありません。)さらに黒魔道士はぐりぐりばんばんを装備した上で「暗闇の敵→たたかう」を実行し、ギースにウィルスを付与します。シカリ・機工士は「暗闇の敵→たたかう」でギースを集中攻撃します。

3´:囮役を回復(+瀕死維持)

手順2´´の指定によりシカリが囮役を回復することが出来なくなるため、ニホパラパターン同様機工士に「最もHPMAXの高い敵→バッカスの酒」を設定してベルガに回復を担当させます。

4´:渋滞発生(+渋滞増幅)

黒魔道士・機工士は手順2´´・3´のために行動する必要があるので、渋滞を増幅させる役割は自動的にシカリが担当することになります。そこで、シカリに「最もHPMAXの低い敵→バイオの魔片」を設定します。
黒魔道士が「ウィルスの敵→コラプスの魔片」で渋滞を発生させる点は、他のパターンと共通です。

5:ギースを倒すまで攻撃優先

スリプガパターン@通常速モードでは、シカリが渋滞発生の一部を担当することになるので他のパターンに比べてさらに攻撃の手数が減ってしまいます。そこで、シカリ・機工士ともにギースを撃破するまで攻撃を優先させて保険をかけます。具体的には、「くらやみの敵→たたかう」を「自分自身→リバースの魔片」よりも優先させます。これにより、ドレイスに初手でプロテガを使われても確実にギースを倒しきることが可能になります。
シカリは瀕死で運用する分機工士よりも戦闘不能になる確率が高いため、機工士をリーダーに設定します。

3.ここまでのまとめ

ジョブ シカリ(リーダー)
武器 フォーマルハウト
盾・弾・矢 ダークショット
(or風のペネトラテ)
頭防具
体防具 ブレイブスーツ
アクセサリ バブルチェーン
召喚ライセンス
シュミハザ(フォーマルハウト取得)
下準備
プロテス、ヘイスト、HP満タン
ガンビット
  • 通常モードのための補正
  • ※瀕死にしておく
  • ※ガンビット1、3をON
ジョブ 機工士
武器 アルデバランY
盾・弾・矢 ダークショット
(or風のペネトラテ)
頭防具
体防具 ブレイブスーツ
アクセサリ ブレイザー
召喚ライセンス
 
下準備
プロテス、ヘイスト、バブル、HP満タン
ガンビット
  • 通常モードのための補正
  • ※リーダーに設定
  • ※ガンビット3、4をON
  • ※ガンビット1を以下のように変更
ジョブ 黒魔道士
武器 ぐりぐりばんばん
盾・弾・矢  
頭防具  
体防具  
アクセサリ  
召喚ライセンス
 
下準備
プロテス、ヘイスト、バブル、デコイ
ガンビット
  • 通常モードのための補正
  • ※ガンビット12をON
  • ※ガンビット3を以下のように変更
  • ※下準備・ガンビット設定は高速モードのパターンを載せています。
  • ※高速時にOFFになっているガンビット設定は、通常速ではONにします。
  • ※表中の空欄部分については、後々触れていきます。